義母がオレオレ詐欺に遭いました

今時、そんなことってあるの!?
先週、残念なことに義母がオレオレ詐欺に遭ってしましました。
被害額は100万円ほどで、警察にも被害届を出しています。
そんなこと、今時あるんだ!?という感じですが、同じことが起きないように手口などをお知らせします。
詐欺の内容
最初の電話

かあさん、…

ひろし、どうしたの?
「かあさん」という呼びかけが、たまたま普段の呼び方と同じだったんですね。それで義母は相手が息子だと思ってしまったみたいです。普段から電話がかかってくることも少なく、掛かってくるのは息子くらいなので、他の人間だと疑わなかったみたいです。
最初は世間話などから

最近、体調がよくなくて。
蓄膿症になっちゃって、痛いんだよ。声も変な感じになっちゃんだよね。

あなた、鼻の病気なんてしたことなったことなかったのに、大変ね。

それに、この前、携帯が壊れちゃったから、今も同僚の電話を借りてかけてるんだ。本当についてないよ。
声がいつもと違うことや電話番号が違うことなど、いつもと違うことに気付きそうですが、それらには予防線が張られています。
トラブルに巻き込まれている

実は僕の手違いで取引先の機密情報を漏洩させちゃったみたいなんだ。
今、大問題になりそうだから大変なんだ。

大変ね、大丈夫なの?

とりあえず、何とかなると思う。
また電話するね。
とりあえず、一旦電話を切ります。詐欺なら一回の電話で支払うところまで持っていきそうですが、そうはせず、この後も何度も電話がかかってきます。

やっぱり、大問題になりそうだ。会社の信頼にもかかわることになるかもしれない。上司の山田さんが、今、何とかしてくれる方法を考えてくれてる。
数回に分けて、段々と状況が悪くなっていく感じを出しています。
現金を支払わせる

元々は自分の間違いが原因だけど、上司の山田さんが責任を取って解決してくれることになった。でも、色々な費用で500万くらいかかるらしい。山田さんは自分が出すって言ってるけど、自分も少し出した方がいい気がするんだよね。

そうね、あなたのせいでもあるんだからね…
払った方がいいんじゃないかと義母に言わせることで、その後の支払い拒否をしずらくしているのではないでしょうか。

でも、問題を止めるためには、今日、そっちでお金が必要だから、母さんが立て替えてくれないかな。明後日には実家にいけるから、その時に返すから、それまでの間だけ貸してくれないかな。

そうね、わかったわ

少しでもいいけど、いくら位なら出せそうかな?
支払わせる金額を指定せず、相手が出せそうな金額を言わせています。これによって確実に出せる金額にしています。

そんなこと言っても、今手元にはないから、銀行に行かなきゃね。
100万位ならおろせるけど。

じゃあ、お願いね。でも、今は銀行の窓口でおろすと詐欺じゃないかって聞かれたりして面倒だからキャッシュカードで下した方がいいよ。

この後、山田さんが取りに行くように話しておくから、何かあったら今かけてる電話番号に連絡して。
大胆ですね。詐欺をしているのに「詐欺に気を付けて」というようなものですから。既に相手が息子だと思っているので、何を言われても気づくことがありません。
この後、上司を名乗る受け子が実家を訪れ、現金を受け取っていきました。義母は受け子の顔を見てしまっているので、口封じに何かされないかと心配だとも言います。
事件発覚
約束の2日後になりましたが、息子からの連絡は全くありません。聞いていた電話もつながらないので、元々持っていた携帯の番号に電話します。

ひろし、今日は何時に来るの?

え、何の話?
ここになって、義母は自分が詐欺に遭っていたことに気づきました。
詐欺のポイント
- 電話の頻度も少なく、いつも同じ相手からしかかかってこない状況だったので、「かあさん」という一言で息子だと思ってしまった。
- 声が違う、電話番号が違う、などの点に対しては理由を用意している。
- 払わなくても良いんだけれど、払った方がいいのではないかという良心を利用している。
- 引き出せる金額を指定せず、自ら出せそうな金額を言わせている。
詐欺に遭わないためには
いえびねが素人ながらに思った詐欺に遭わないための方法を下記に記します:
電話の相手を確かめる習慣をつける
今回の一番の問題は、最初に相手を息子だと信じて疑わなかったことです。なかなか難しいとは思いますが、自分も詐欺のターゲットになるかもしれないということを忘れずにいることが必要だと思います。
上記では書きませんでしたが、義母は息子の妻に連絡しようかとも思ったそうですが、そういうことがされないように相手はうまく話をしていたようです。やはり、最初に気づかないと全て相手の思うままになってしまいます。
普段から連絡を取り合う
電話をするのも年に数回程度となると、相手の声や状況にも気づかなくなります。毎日のように話している相手なら、声の違いや近況の違いなどに気づくことができるかもしれません。
離れて住む一人暮らしの老人には、こまめに連絡をする方がよさそうです。
家電をやめる
警察との話し合いでわかったことなのですが、この手の詐欺は、ほぼ100%家電にかかってくるそうです。理由は正確にはわかりませんが、お年寄りが住んでいるような古い家は昔から電話帳に載っていたりして、住所や氏名といったが手に入りやすいのかも知れません。
最近では携帯もありますし、家電がなければならない理由も少なくなっています。お年寄りの一人暮らしであれば、家電はやめて、携帯だけにした方がよいと思います。
最後に
ずいぶん昔のことと思っていたオレオレ詐欺が身近で起きてびっくりしています。
最近の手口は用意周到で、役割分担や問題への対応策が全て練られている感じを受けました。
本記事を参考にして、皆さんが被害者とならないことを祈っています。


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